20歳になったときを振りかえってみて

先月、30歳になりました。ついに20代とお別れしてしまいました。さようなら20代、初めまして30代。


10代をおさらばして20歳になったときのことを振り返りますと。
・法律上成人として認められたものの、大人になった気はしませんでした。学費等生活費は親が負担していましたので、独立していませんでした。
・自分が海外で働くとは思いもしませんでした。当時は海外に行きたいとも思いませんでした。日本はGDP第2位の経済規模を誇る国家だから、日本国内で事は足りるんじゃないかなあと思っていました。
・そもそも海外で働く以前に、大学卒業後何をするのか思い浮かびません。
・熱中していませんでした。興味を持ってやってみることはあっても、極めるところは至りませんでした。

でも、大学時代はのんびり過ごしたいと思っていました。だとしたら大学の場所は東京ほど大都会ではないところが良いな。東京は刺激の多い毎日を過ごすには良い所だけど、のんびり過ごそうとすると逆に妙なプレッシャーを受けてしまいそう。社会人になったら東京で勤務する可能性が高いだろうから、無理して東京に行く必要もないだろう。海外の大学に行く選択肢は思い浮かびすらしません。そんなこんなで希望の大学に入学出来て、のほほんと過ごしていたら20歳になりました。

重慶・成都旅行に行ってきました

2月8日金曜日から11日月曜日まで、春節休暇を利用して、重慶成都に旅行に行ってきました。重慶1泊、成都2泊です。中国国内旅行二回目です。今回もelongを使って飛行機チケットとホテルを手配する自由気ままな個人旅行でした。春節の時期でしたので、飛行機チケットはだいたい定価、されどホテル(五つ星クラス)は定価の五割引でした。春節は観光シーズンというよりは里帰りの季節ですから、飛行機チケットは高くなったとしても、ホテルの値段は上がらないのですね。

中国の国内線は結構遅れるとも聞きますし、春節であることも重なって、飛行場でしばらく待つこともあるのかと思いましたが、今回の旅行では全て定刻出発でした。北京→重慶重慶成都成都→北京共に。定刻通り出発できるのは、飛行機への搭乗が出発時刻30分前には始まることもあるのでしょう。


重慶成都に旅行して感じたことは、思ったよりも日本人が少ないなあということ。これだけニュースなどで中国のことが話題になっているんだから、あちこちで日本人と会う機会があるのではと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。観光名所では成都のパンダ基地で二人出合ったくらいでしょうか。気付かなかっただけかもしれませんが。飛行機の中でも僕だけだったように思います。


ただ成都にはイトーヨーカドー伊勢丹、西武が出店していました。特にイトーヨーカドーは大人気。お客さんで溢れかえっていました。成都イトーヨーカドーは北京のイトーヨーカドーよりも商品ラインナップが高級のような。後、伊勢丹にとんかつの和幸が出店していました。五日から営業開始したばっかりとのこと。意外にも海外初出店だそうです。わざわざ成都まで行って和幸でとんかつを食べるのもなんだかなあと気がひけたのですが、その日は麻婆豆腐発祥のお店と言われる陳麻婆豆腐店の営業時間を既に過ぎていたので、思わず入店。でも入店して良かったと思えるくらい非常に美味しいとんかつでした。さくさくっとかつジューシーで。ロースカツ定食65元(確か)。キャベツ、味噌汁、ご飯はおかわり自由。自宅の近所にあったら、1週間に1度以上通ってしまうでしょう。とはいっても、成都の人にとって、とんかつの認知度は低いそうです。ただ今は大繁盛している成都イトーヨーカドーも最初は苦戦したそうですから、これから認知度が高まって繁盛すると良いなあと思いました。


そんな日本発のお店も結構ある成都ですが、聞くところによると、成都に住んでいる日本人は二百人程度のようでした。実際に働くとなると、ビザの問題やらお給料・待遇の問題などがあるのかもしれませんね。尚、自動車メーカーの存在感はすごいです。重慶のタクシーは長安鈴木製で占められていました。街中のあちこちで、トヨタやホンダの看板が見かけられました。ホンダは日本で展開していないアキュラの展開にも熱心のようでした。日産やマツダもありました。

新年好!(春節)

goodfortune2008-02-07

中国では新年を迎えました。午前12時を境として街のあちこちで一斉に、爆竹が鳴り響くと共に花火が打ち上げられました。こちらでは爆竹はもちろん、花火も個々人でやるのですね。それも路上でどんどん花火を打ち上げていました。


花火と言っても、日本では、個人で打ち上げられる花火と花火大会の花火は、規模が相当違います。今日北京で見た花火はどちらかと言うと、日本の花火大会で見られるような花火でした。おおげさに言ってしまえば、隅田川の花火大会で打ち上げられる花火と遜色があまりないようなものまで(ちょっと誇張)。街中には、仮設の北京市営花火販売店舗が設けられています。そこで買った花火を打ち上げるのですね。僕の住んでいる地域だけでも数千発は打ち上げられたのではないでしょうか(イメージです)。


それぞれの個々人が新年を祝って花火や爆竹をするので、一つ一つの規模は限界があるにしても、あわせてみると、すごいことに。右や左、あらゆる方向で「どどーん、どどーん」と花火や爆竹が見られるので壮観でした。せっかくの機会ですから、外を散策しながら見学していましたが、どこで打ち上げているのか把握しておかないと突然閃光が走ったりして、時には身の危険を感じることがあるほどでした。でも気をつければOKです。


中国の春節は今年が初体験です。元旦は日本で過ごしたので、一年に二度新年を迎えるという貴重な経験をしました。

今日は中国の大晦日です(春節)

goodfortune2008-02-06

勤務先は、今日から一週間春節休暇に入りました。中国では長期の休暇に入るときには、直前の土日が振替出勤になるのですね。そのため、先週月曜日から今週火曜日まで9連続出勤するはめに。その間に歓送迎会やら忘年会などもあり、ハードなスケジュールでした。今日はゆっくり自宅でお休みです。ふう。


今日は中国の大晦日です。日本では西暦ベースで「年越し」しますが、中国では旧暦ベースで「年越し」します。日本人だと、1月1日を年越しの基準として、「そろそろ今年も終わりだなあ、来年はどんな年になるかなあ」と感慨に耽ったりしますが、中国人の場合は明日が年越しの基準だそうで。普段は家族がそれぞれ違う所に住んでいたとしても、春節は実家で過ごすのが習慣とのこと。だからこそ春節は「民族大移動」なわけです。南部地域では、数十年に一度の大雪が不幸にも春節と重なってしまったため、交通機関諸々の混雑に拍車がかかってしまいました。北京では日常生活面での影響は特段ありませんが、里帰りするための汽車の切符が買いにくくなるといった影響はあったようです。ただ昨夜乗ったタクシーの運転手は春節も仕事するんだと言っていました。法律で春節の時期のお給料を増額(確か通常の1.5倍?)するよう定められているからです。


昨夜から爆竹や花火の音が自宅から聞こえるようになってきました。「ばちばちばち」「どどーん」と言った音が。夜にかけて爆竹や花火の音はより大きくなってくるのでしょうね。

マーケットはつくづくおもしろいです

僕は株式・為替・金利に非常に興味があります(特に株式)。休みの日には、興味がある会社のホームページで財務諸表やIRニュースを読んだり、アナリストレポートを読んだり、ニュースサイトを見たりしながら、一日を過ごしたりすることがあります。例えば将来その会社の株価が上がるのか下がるのか、そんなことを考えるのが好きなのです。飽きないのです。


「好きこそものの上手なれ」で、ディーラーをやってみるのも良いかなと以前真剣に考えてみたことがあります。「Once a dealer always a dealer」とも言いますし。今の仕事は、マーケットにいつもびしびし関係する仕事ではないのです。ただ、そのとき考えたのは、仮にディーラーという職業に就いたとしたら、相場環境の良し悪しに関係なく、必ず定期的に結果を求められるということ。月毎、四半期単位で結果を求められたときに、自分はそんなにコンスタントに結果を出せるものか。結果を出すことができず、仕事を続けられなくなった場合には、直ちに日常生活にも影響が出てきます。
そう考えると、仕事よりはプライベートで関わった方が楽しいかなあと思ったのでした。プライベートなら損していても仕事がなくなるわけではありません。無理しない程度の金額であれば、余裕を持って投資を続けることができるでしょう。余裕があった方が、冷静に状況を判断しやすい。余裕がないときよりもうまくいくことが多いのではないかとも思ったり。
でもやっぱり、ディーラーにはあこがれます。思い切ってやってみても良いんじゃないか。仕事にすると、プライベートのときと比べて、取り組み方とかが自然と異ならざるを得ないですからね。それがまた良いのかなあと。

日経平均が14,000円を割りました

三連休あけの1月15日(火)14,342円で始まった今週の日経平均は、あれよあれよと14,000円をさくっと割り込み、18日(金)結局13,862円で引けました。下がるときはどんどん下がるもんですね。


市場では、売る人がいるからこそ買えるのであり、買う人がいるからこそ売れる。その結果、今の相場が形成されているわけで。では将来はどうなるのか。それは予想することは出来るけれども、正確なことは誰にもわからない。買うか売るか様子見か。投資期間によっても見方が変わってくるでしょう。まさにこういう荒れ始めた相場の状況ではよりいっそう、その人その人の立ち位置を問われているのだと。
総じてイベントというものは、見ているだけよりも、参加した方がよりおもしろく感じると思うのですが、いかがでしょうか。個人的には、相場は非常におもしろいです。