業種毎の税後損益を比較する(07/3期)

総合商社の08/3期中間決算内容は別記しました。では、業種毎の決算動向はどんな感じなのでしょう。ただ、まだ中間発表していない企業もあります。業績に季節性がある企業もあるでしょう。就いては、業種毎の有名企業を07/3期通期ベースで比較します。企業は、日経平均の構成銘柄と時価総額をもとに、イメージで選びました。お含み置きを。


07/3期税後損益一覧(括弧内は前期)

鹿島 414億円(225億円)
トヨタ自動車 16,440億円(13,722億円)
三菱東京UFJ 8,810億円(7,708億円)
三菱商事 4,159億円(3,501億円)
新日鉄 3,512億円(3,439億円)
武田薬品工業 3,358億円(3,132億円)
東京電力 2,982億円(3,104億円)
日本電信電話 4,769億円(4,987億円)   
ソニー 1,263億円(1,236億円)
三菱地所 977億円(558億円)
JR東日本 1,759億円(1,576億円)
ミレアHD 930億円(900億円)
任天堂 1,743億円(984億円)
セブンアンドアイ 1,334億円(879億円) 07/2期
日本郵船 650億円(921億円)
東レ 585億円(474億円)
キリン 535億円(513億円) 06/12期
住友化学 939億円(907億円)
野村HD 1,758億円(3,043億円)  
小松製作所 1,646億円(1,143億円)
ヤフー 580億円(471億円)
国際石油開発帝石HD 1,651億円(なし)


調べるのも疲れましたので、このくらいで。

基本的に時価総額が高い銘柄を選びましたので、総じて業績が良い結果になりました(08/3期は、知っているだけでも、東京電力柏崎原発、野村はサブプライムの影響を受けるでしょうが)。調べる前は川上優位が明らかになるのではと思いましたが、上の表を見た限りでは一概には言えないような気がします。日本の企業で天然資源の権益を保有している会社はそんなにはないのでしょう。予想通り、トヨタ自動車はずば抜けています。トヨタ一社のみ税後損益1兆円突破、2兆円に達する勢いです。