お金にも働いてもらいましょう

「お金を使うだけではなくて、お金にも働いてもらいましょう」と言っているのが、「金持ち父さん貧乏父さん」だと思います。


金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん


自分で一生懸命働くのもとても大切なことです。
でも、お金には、それ自体お金を生み出す力がある。自分で働いて得たお金を元手にして、お金にも一生懸命働いてもらいましょう。お金は、働きに行ったまま帰ってこないこともありますが、うまく働くと、どんどん増える。そうすると、いつかは「金持ち父さん」になることができます。それが「投資」ですよと。


では、投資するにして、今までどのくらいのリターンがあったのか調べてみたところ、米国での例が見つかりました(残念ながら、日本の例は見つけられませんでした)。


Vanguard Investments Japan「投資のノウハウ 投資リターンの予測」
http://www.vanguardjapan.co.jp/education/education12.html

年平均の総リターン:1926〜1998年(USドルベース)
債券(米国の長期社債)   5.7%
株式(スタンダード・アンド・プア―ズ500株価指数)   11.2%


上記の期間は1926〜1998年までの73年間ですから、第二次世界大戦など大きな出来事も含まれています。一年単位で考えれば損した年もあったでしょう。しかし長期で考えれば、米国株式は年平均11.2%のリターンを達成しています。
あくまで過去のデータですから、将来もそうなるかはわかりませんけど、一つの参考にはなるのだと思います。