日本株式の投資収益率は年平均何%?
長期投資における日本株式の投資収益率は、年平均何%でしょうか。関連するページが見つかりましたので、ご紹介します。
日本証券経済研究所「2005年株式投資収益率の概要(2)長期投資の収益率(第一部)」
http://jsri.or.jp/web/publish/returns/2005/index2.html
対象は東京証券取引所上場株式全銘柄(第一部)です。
1953年から2005年まで53年間投資した場合の年次収益率は、平均で13.4%でした。
1989年から2005年まで17年間投資した場合のみ、平均投資収益率が−0.7%とマイナスになっていますが、その他は、プラスの結果です。投資期間は、バブル経済崩壊の影響を受けた時期を含んでいます。
インデックスによる長期投資をお勧めする人たちの理由は、上記が理由なのだと思います。仮に個別銘柄に投資した場合は、購入した銘柄が上がれば儲かるし、下がれば損します。銘柄の選択と売買のタイミングが非常に重要になってくる。
株式市場に参加する人たちがみんな一生懸命利益を上げようと取り組んでいる「敗者のゲーム」の中では、個別銘柄の売買よりはインデックスの方が投資しやすいのかもしれません。
インデックスによる長期投資の優位性を説いたのは、この本です。
- 作者: チャールズ・エリス
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/12/04
- メディア: 単行本
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とはいっても、僕の場合、最初はインデックスから始めましたが、最近は個別銘柄への投資もしています。個別銘柄に投資すると、その企業の中身を真剣に理解しようとしますし、マーケットでの値動きもインデックスよりもわかりやすいように思います。かといって個別銘柄が全て儲かっているかと言われると、そうとは限らないのがつらいところです。ただ個別銘柄へ投資すること自体が、インデックスへの投資に比べて非常に面白いです。